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チラシ表 (JPG)
チラシ裏 (JPG)

演奏

フォルマント兄弟
「NEO都々逸」


Formant Brothers’
Performance




「Voice and Machine」の初演、そして話題の「Thinking Machine」が再び登場 ― 今回の演奏会、展覧会とシンポジウムは平成19年度から平成21年度まで「音楽文化における機械の役割」で3年間科学研究費補助金(研究代表者:Hermann Gottschewski)を受けて東京大学で行われた研究の最後の企画です。 Thinking Machineはこの科研プロジェクトの最初の業績で、三輪眞弘の提案に基づいてマーティン・リッチズによって制作された音楽機械です。2007年秋駒場博物館で行われた展覧会「Musica ex Machina — 機械じかけの音楽」の中心的な話題となったもので、再度見学する機会を設けることにしました。 しかし、今回のイベントの中心となるのは人間の声のライブ合成です。人間的な音を合成するのみならず、特定の声、その個性的な特徴をその場で作るアプローチです。今回は同じシステムで全く異なる二つの発声法による声を合成します。ロック・シンガーの声と日本の伝統的な三味線を伴う邦楽の歌声です。考える事(Thinking Machine)と歌うこと(Voice and Machine)は人間のもっとも根源的な活動で、人類は長い間その模倣を夢みてきました。その模倣自体を芸術作品としてどの様にとらえる事ができるかは、演奏会後のシンポジウムで議論する予定です。  
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