文化コンプレクシティ演習I

担当教官:大石 紀一郎
講義題目:歴史主義以降における文化研究

ニーチェの『生に対する歴史の利と害』を読んで、歴史主義的学問の非生産性に対する彼の批判について検討する。その上で、ニーチェの問題提起を受けとめてM・ウェーバーが展開した学問論を、『職業としての学問』を中心として考察する。

ドイツ語のテクストを読むので、ドイツ語の読解能力を履修の条件とする。参加者には、規則的な出席、テクストの問題点の要約などの作業および討論への積極的な参加を求める。