比較文学比較文化演習III

担当教官:今橋 映子
講義題目:比較研究の再検討

学際研究がもはや一般的となった現在、「比較文学」「比較文化」とはいかなる学問でありうるのか―本授業は比較文学・比較文化研究における重要研究書および重要論文を熟読、分析することを通じて、現状と問題点を再認識することを第一の目的とする。参加者には、各自の研究テーマと照らしつつ、広範な読書と積極的な討議への参加が強く求められる。学際研究全般の問題に及ぶので、他コース、他専攻者も歓迎。詳細は研究室掲示のシラバスを参照し、参加希望者は必ず初回の授業に出席すること。

(授業内容)

  1. 講義「〈21世紀〉の比較研究に向けて」
  2. ブック・リポート 各自の問題意識に基づき、研究書/研究論文を決定する。担当者は、それについて比較研究の方法論の視点から問題提起を行い、討議の論点を提供する。
  3. 今年度中に修論、博論を提出予定者は、各自の論文を方法論の側面から分析する報告に代えても良い。

(テキスト)研究室掲示のシラバスで指示する予定。