講義題目(夏学期):日本型システムの再考
一時、各国でも注目された各領域の「日本型システム」、例えば日本型経営も、今日では時代遅れとされ、転換を求める声が高くなっている。「日本型システム」とは何だったのか、どこに向かっているのか、向かうべきか、次世代の形成に関わる場としての教育における日本型システムに焦点を当てつつも、企業も含め、かなり広く日本社会を総合的に取り上げて、争点となるような文献を読み、講義、討論等を組み合わせる。異なる分野からのそれぞれの視点を提供できるスピーカーも招いてみたいと思っている。
講義題目(冬学期):日本型システムの転換
従来の日本型システムが象徴的に行き詰まっている場面を取り上げて掘り下げることによって、転換の先の姿を描いてみたいと思っている。具体的には、内なる国際化とマイノリティの問題、不登校問題等を取り上げる予定だが、学生の関心と調整する。