比較形象論I

担当教官:今橋映子
講義題目(夏学期):パリ神話論

19-20世紀の〈パリ神話〉の成立と変容について考察したい。

  1. 都市論の動向についての講義
  2. Citron, Caillois, Benjaminなどの仏語テクストの読解。(参加者担当の予定)
  3. 1920年-30年代〈パリ神話〉と外国人芸術家

ただし都市論に興味があれば、仏語以外の参加も可能。初回の授業に必ず出席すること。
参考書:今橋『パリ・貧困と街路の詩学』(都市出版)


講義題目(冬学期):写真とテクスト

今年度は比較芸術論の一環として、写真を取り上げ、写真と様々な文字テクストとの関連を考える。哲学、記号論および文化史的考察を押さえた後、参加者と相談の上、具体的作品分析を行っていきたい。専門は問わないが、必ず各自発表を担当することとする。写真に興味を持つ積極的な参加者を期待する。初回の授業で、参考文献および計画について決定するので、必ず出席すること。