担当教官:三浦 篤 講義題目:クールベの《画家のアトリエ》研究
19世紀フランス絵画史の鍵となる作品のひとつ、クールベの《画家のアトリエ》を徹底的に検証する。画期的な解釈を提出した Klaus Herding の論文(英語)を精読しながら、基本的な資料や他の研究を参照していく形式をとる。最終的には、美術史学において、作品の「意味」がどの水準で、どこまで定位可能かを探っていく。フランス語の読解能力も当然求められる。