文化コンプレクシティ演習IV

担当教官:岡部 雄三
講義題目:近世キリスト教神秘思想研究

神、自然、人間に関しユニークな思索を展開し、宗教や思想の分野ばかりでなく、芸術や文学、科学等の領域においてもヨーロッパ近世の形成に決定的な貢献をしたキリスト教神秘思想について、超越体験、身体性、自然の書物をも含む聖典解釈、各地域におけるネットワークの形成、啓蒙的性格等を視野に入れながら考察する。本演習で取り扱う人々や運動に関しては、冬学期初回の授業時に出席者の意向も含めて決めたいので、必ず出席されたい。また、神道や仏教との対比も試みたいと考えている。