文化コンプレクシティ演習IV

担当教官:神野志 隆光
講義題目:柿本人麻呂歌集評釈

『万葉集』の歌は漢字で書かれてある。そのエクリチュールはどのように解かれ、歌はどのように読まれるか。ここでは人麻呂歌集の歌を取り上げる。それは『万葉集』のなかにきりいれられたものとしてあるが、歌がはじめて文字で書かれたのが、七世紀末の、この人麻呂歌集歌であった。授業では、これを一首ずつ評釈のかたちで見てゆき、評釈実習の場としたい。