担当教官:伊藤 徳也
講義題目:近現代中国の「生活の芸術」論
近現代中国における「生活の芸術」論を検討します。江紹原、周作人、林語堂らの中国語のテキストを日本語に翻訳し、詳細な注釈をつける作業が中心となります。トピックとして、新文化運動、東方文化派、六朝・明末ルネッサンス、民俗学あるいは文化人類学などにも言及するでしょう。関連する資料を読んできてもらって全員で討論する時間も作ります。こうした作業を通して、問題の範囲および諸相、問題を分析する際の視点、隣接する問題領域との関係等をなるべく大づかみしたいと思います。
テキスト:授業時にプリントを配布
評価方法:受講状況、レポートなどにより総合的に評価