神話と文化I

担当教官:神野志 隆光
講義題目:『古事記』を読む

テキストの外あるいはテキストの以前に持ち出して議論するようなやりかたを排して、文字テキストとしての水準において『古事記』を読むこと—テキスト理解—をめざす。そこで、『古事記』から古代の伝承をうかがうといった類のフィクションから脱して、テキストとしての『古事記』が達成したものを把握したい。すべてはテキスト理解からはじまるのである。