比較形象論I

担当教員:今橋 映子
講義題目:比較芸術論・文献精読

比較芸術論は主に、文化の越境とジャンルの越境を2つの大きな柱として立てている。本授業では講義と参加者の発表を混ぜたゼミ形式で、比較芸術論の基本的概念と守備範囲、および必須文献情報を整理したい。参加者には文献リスト作成への関与、および各自の専門に必要な比較芸術論関係の論文あるいは著作についての詳細な発表が求められる。特に比較芸術論についての予備知識は必要としないが、芸術関係を研究テーマとし、精緻な作業と読み込みに意欲ある参加者を期待する。
参加希望者は、以下の参考書を入手し、初回の授業に必ず出席すること。評価は授業貢献度と期末レポートによる。

〔参考書〕今橋映子編著『展覧会カタログの愉しみ』(東京大学出版会、2003年)