比較文学比較文化演習I

担当教員:齋藤 希史
講義題目:『天路歴程』精読

明治十四年に出版された佐藤喜峰訳『天路歴程』をテクストとして、それがもとづいた漢訳・官話訳を比較材料に、近代初頭の東アジアにおける翻訳のありかた、西洋の文化・宗教への理解のありかたを把握することを目的に、こまかく読みすすめる。佐藤訳は国会図書館所蔵のものを用いる。漢訳・官話訳については。授業時に指示する。