担当教員:徳盛 誠
講義題目:日本研究入門一歩手前
日本の文学や思想研究の態勢づくりとして、そうした範疇に入る文章の一部を題材に、そこで何がどのように語られているかを問い、鑑賞し、討議する。このことを通じて、文章を深く読み込んでいく試みを自覚し、その技量を参加者相互に磨き合うことを目標とする。
材料とするテクストは、近世から近代にかけて書かれた作品の中から、歴史的な展開もいくらか意識できるように選択する予定である(今年度は思想家の文章を中心とする)。
※留学生を念頭に置いた演習ですが、それ以外の学生の参加も歓迎します。通年で行いますが、半年のみの受講も可能なように配慮します。