比較文学比較文化演習III

担当教員:三浦 篤
講義題目:フランス近代美術史の諸問題

昨年、オルセー美術館開館20年を記念するシンポジウムがパリで行われ、19世紀後半から20世紀初頭にいたるフランス美術史研究の一断面を映し出していた。絵画のみならず、建築、彫刻、版画、写真、装飾美術など対象は多岐にわたり、作家論、作品論、受容論、制度論など方法、アプローチも多様である。本ゼミでは、このような研究の現状を把握しながら、参加者全員が各々の問題関心に基づいた発表を行い、積極的に議論することが期待される。