担当教員:桜井 英治
講義題目:中世日本社会と東アジア世界
夏学期には、中世日本社会と東アジア世界との比較史もしくは交流史を共通の視角として、あとは文学・宗教・経済・社会など、受講者各自の関心に応じて研究発表と討論をおこなってもらう。冬学期には、中世日本史と東アジア史への理解を深めることと、史料読解力を高めることを目的に、室町時代の皇族・伏見宮貞成親王の日記『看聞日記』、および高麗王朝の史書『高麗史』を隔週で講読する。受講者は毎回出席を原則とするが、発表担当に関してはいずれか一方のテキストを選ぶことが可能である(ただし、内容に関しては受講者との相談により変更することもありうる)。