担当教員:三浦 篤
講義題目:イメージ研究の再構築(1)メタ・イメージとパレルゴン
近年の美術史研究の成果を踏まえて、イメージ研究を再構築するための新たな可能性を探りたい。関連文献から学びつつも、参加者各自の方法的実践に基づく発表を期待する。
夏学期「メタ・イメージ研究」
自画像、芸術家像、アトリエの表象あるいは窓、開口部、鏡、画中画など、メタ絵画や自己言及的なテーマに着目して、絵画の意味と機能を分析する。
冬学期「美術史とパレルゴン」
署名、額縁、題名、細部、絵の中の文字など、絵画における付随的な要素としての「パレルゴン」から逆照射した作品研究を目指す。