担当教員:寺田 寅彦
講義題目:19世紀フランスのイラストレーション
テキストとイメージの出会いの場としてのイラストレーションは19世紀フランスにおいてさまざまな形で開花した。日本語では俗に「イラスト」という語に集 約されてしまうイラストレーションだが、文学においても美術においてもさまざまな運動が展開された19世紀フランスにおいて、このテキストとイメージの出会いの場としてのイラストレーションはどのような展開を見せたのだろうか。複製技術の進歩を視野に入れつつ、イラストレーションの変遷を地道にそして緻密 にたどり考察していく。