担当教員:梶谷 真司 講義題目:現実と知識の多元性・多層性に関する研究
私たちの現実への関わり方、それを導く知や原理は、自明なほど単純に見えても、また表面的に一貫性があって明確であるように見えても、実際には多元的・多層的な構造をもっている。私たちが生きるそうした現実のあり方を、さまざまな具体的事例の分析に依拠しつつ、理論(特に現象学)的な面からも考察していく。受講者の関心と能力に応じて、必要(もしくは可能)な原書講読も行う(ドイツ語・英語)。