古荘 真敬 FURUSHO Masataka
連絡先
furusho @ fusehime.c.u-tokyo.ac.jp
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生年・出身地
1968年 東京生まれ
役職
教授
取得学位
博士(文学)
研究主題・分野
哲学(現象学、ハイデガー、実存思想、比較思考など)
研究・教育プログラムとの関係
比較思考
所属学会
日本哲学会、日本現象学会、実存思想協会、哲学会、西日本哲学会、ハイデガー・フォーラム
主要業績
- 著書
- 『ハイデガー事典』(共編著、昭和堂、2021年)
- 『よくわかる哲学・思想』(共著、ミネルヴァ書房、2019年)
- 『続・ハイデガー読本』(共編著、法政大学出版局、2016年)
- 『ハイデガー読本』(共編著、法政大学出版局、2014年)
- 『自己(哲学への誘い-新しい形を求めて 第Ⅴ巻)』(共著、東信堂、2010年)
- 『文化と政治の翻訳学―異文化研究と翻訳の可能性』(共著、明石書店、2010年)
- 『ハイデッガーと思索の将来-哲学への〈寄与〉』(共著、理想社、2006年)
- 『ハイデガーの言語哲学-志向性と公共性の連関』(単著、岩波書店、2002年)
- 主要論文
- 「西田における「自覚」と「非合理的なるもの」」(『世界哲学の中の西田哲学(哲学雑誌第135巻第808号)』有斐閣、2021年10月)
- 「「祈り」について──聖書とW・ジェイムズを手がかりに──」(『立命館大学人文科学研究所紀要No.120』, 2019年12月)
- 「「エレメント」を問うとは、どういうことか──松永澄夫著『経験のエレメント』をめぐって」(『経験の構造(哲学雑誌第133巻第806号)』有斐閣、2019年10月)
- 「生ける世界内存在の運動としての「気遣い(ゾルゲ)」」(『現代思想』2018年2月臨時増刊号 総特集=ハイデガー)
- 「運命を生きること 九鬼周造の運命論にかんする一考察」(『現代思想』2017年1月臨時増刊号、総特集=九鬼周造)
- 「感情と言語 ハイデガーとアンリのあいだで」(『ミシェル・アンリ研究』Vol.6、日本ミシェル・アンリ哲学会編、2016年)
- 「生きてあることにとって真であること」(『真理の再生(哲学雑誌129巻第801号)』有斐閣、2014年11月)
- 「言語・存在・自己への問い―あるいは死すべき各自性の共同生起について―」(『西日本哲学年報』第21号、2013年10月)
- "Being Aware of One’s Own Life"(Proceedings of the 6th BESETO Conference of Philosophy, 2012年1月)
- 「形而上学の根源をめぐって―ハイデガーのプラトン解釈の一側面―」(『理想』第686号、理想社、2011年3月)
- 「「もののあはれ」と「自己触発」」(『日本語の哲学(哲学雑誌123巻第795号)』有斐閣、2008年9月)
- 「「原因」と「理由」の彼岸への問い ―ハイデガーの哲学的企図の再吟味―」(電子ジャーナルHeidegger-Forum vol.1、2007年4月)
- 「「美」の人称性について ―美しいのは誰にとってか―」(『実存と政治(実存思想論集XXI)』理想社、2006年6月)
- 「「理由(ラチオ)の空間」と哲学の問い」(『現象学年報』第20号、2004年11月)
主要担当授業題目
自己紹介
「言語をもつ動物」としての人間存在にとって根本的な経験はどのようなものか、といったことについて考えています。たとえば、「私」がここに「あなた」がそこに、いま生きてあるという、そのシンプルな事実のどのような了解のどのような構造が、私たちの「言葉」にとって本質的であるのか。そういったことについて考え進めながら、哲学史上のテクストを批判的に読解し、また、さまざまな哲学的対話の現場にみずから参与していきたいと思っています。