石原 剛 Tsuyoshi ISHIHARA
連絡先
ishihara68212 @ fusehime.c.u-tokyo.ac.jp
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生年・出身地
1971年生まれ 東京出身
役職
教授
取得学位
テキサス大学オースティン校 Ph.D.(American Studies)
研究主題・分野
アメリカ文学・文化、日米文化交渉史、マーク・トウェイン
研究・教育プログラムとの関係
比較文学、比較芸術
所属学会
日本アメリカ文学会、アメリカ学会、日本比較文学会、日本英文学会、日本マーク・トウェイン協会、American Studies Association, Modern Language Association, The Mark Twain Circle of America
主要業績
- 著書
- 『マニフェスト・デスティニーの時空間―環太陸的視座から観るアメリカの変容』小鳥遊書房,2020年(共著)
- 『空とアメリカ文学』彩流社,2019年(編著)
- 『マーク・トウェイン―人生の羅針盤』NHK出版,2016年(単著)
- 『憑依する過去―アジア系アメリカ文学におけるトラウマ・記憶・再生』金星堂,2014年(編著)
- 『異文化の中の日本』弘学社,2014年(共著)
- 『マーク・トウェイン文学・文化事典』彩流社,2010年(編著)
- 『マーク・トウェインと日本―変貌するアメリカの象徴』彩流社,2008年(単著)
- 『アメリカン・スタディーズの理論と実践』世界思想社,2007年(共著)
- Mark Twain in Japan: The Cultural Reception of an American Icon. University of Missouri Press, 2005年(単著)
- 論文
- “Memory of American Classics: The Legacy of Mark Twain in US School Textbooks, 1930s–1940s” The Japanese Journal of American Studies. No.29, アメリカ学会, 2018年
- “The Reception of Mark Twain in Japan from Meiji Period to the Heisei Period (1860s-2000s)”Oxford Research Encyclopedia, Literature (Online), Oxford University Press, 2016年
- “Shin Takahashi’s Tom Sawyer: A Japanese Manga Adaptation” Mark Twain Studies Vol.4, The Japan Mark Twain Society, 2014年
- “Mark Twain’s Italian Villas”Mark Twain Journal Vol.52, Number 1, Center for Mark Twain Studies Elmira College, 2014年
- 「佐々木邦の悪童・おてんば小説の翻案を巡って―日本のマーク・トウェインとメッタ・ヴィクター」『マーク・トウェイン―研究と批評』12号, 日本マーク・トウェイン協会,南雲堂, 2013年
- 「罪深き同胞―マーク・トウェインの描く英米の姿」『アメリカ研究』47号, アメリカ学会,2013年
主要担当授業題目
- 大学院
- 「Henry Jamesの長編小説 The American(1877)を米欧比較の視点から読む」
- 「日本の作家たちが語るアメリカ:戦後編」
- 学部3・4年生向け
- 「日米比較児童文学―マーク・トウェインを中心に」
- 「『ハックルベリー・フィンの冒険』からみるアメリカ文化」
- 学部1・2年生向け
自己紹介
アメリカを代表する作家、マーク・トウェインを中心に研究に取り組んできました。テキサス大学留学中に日米文学・文化交渉史に関心が芽生え、「日本におけるマーク・トウェイン」というテーマで博士論文を執筆。同論文をもとにMark Twain in Japanという英文による研究書をアメリカの大学出版局から出しました。他には、主要な教科書や文学史を中心としたアメリカ文学の正典化の問題、さらに最近は、空とアメリカ文学の関係、特に飛行家が著したノン・フィクション系の作品研究にも取り組んでいます。主な指導分野は日米文学・文化交渉史、特にアメリカ文学・文化の日本への影響についてです。