宮田 晃碩 MIYATA Akihiro
連絡先
ak-miyata @ fusehime.c.u-tokyo.ac.jp
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生年・出身地
1992年生まれ 千葉県出身
役職
助教
取得学位
博士(学術)
研究主題・分野
現象学、言語と共同性、ハイデガー、石牟礼道子
所属学会
日本倫理学会、ハイデガー・フォーラム、実存思想協会、哲学会、ASLE-Japan/文学・環境学会、日本現象学会、東大比較文學會
主要業績
- 著書
- (共編著)『フューチャー・デザインと哲学――世代を超えた対話』(西條辰義、宮田晃碩、松葉類編著、勁草書房、2021年)
- (共著)「知はどこにあるのか――「あいだ」に出ていく超学際研究」(近藤康久、大西秀之編『環境問題を解く――ひらかれた協同研究のすすめ』かもがわ出版、2021年)
- 主要論文
- 「他者を描くことの倫理――石牟礼道子『苦海浄土』における動植物の比喩」『文学と環境』第27号、2024年6月、15-25頁
- 「言語とそれを超えるもの――ハイデガー『存在と時間』における「語り」論をめぐって」東京大学大学院総合文化研究科博士学位論文、2022年10月
- 「隔たりとしての言葉:『苦海浄土』と『椿の海の記』をめぐる言葉の主体性と共同性への問い」宇野瑞木、髙山花子編『石牟礼道子を読む――世界をひらく/漂浪く』東アジア藝文書院、2021年3月、99-117頁
- 「住まうことと語ること――石牟礼道子『苦海浄土』の沈黙と亀裂へ向けて」『Heidegger-Forum』vol. 14, 2020年9月、1-18頁
- (共著) "Interlinking open science and community-based participatory research for socio-environmental issues," Current Opinion in Environmental Sustainability, vol. 39, Aug. 2019, pp. 54-61.
- 「約束の意味と主体の生成――ハンナ・アーレントにおける「現れ」の行為論から」『超域文化科学紀要』第14号、2018年10月、77-98頁
- 「信頼の現象学――和辻の「信頼」とハイデガーの「決断」を手がかりに」『哲学・科学史論叢』第20号、2018年3月、111-134頁
自己紹介
哲学のなかでも現象学を専門としています。ハイデガーの哲学を軸として言語と共同性の関係について考えてきました。最近では石牟礼道子の文学作品を通して、エコクリティシズムにも関心を抱いています。
またテクスト読解だけでなく、様々なコミュニティでの対話の実践や現場の人々の活動に交わることを大事にし(たいと思っ)ています。
大きく言えば、様々な知や思考、表現の様式が交錯するところに心惹かれ、そこにこそ「哲学」の可能性もあるだろうと思っています。
リンク
https://researchmap.jp/akmiyata