大西 由紀 ONISHI Yuki
連絡先
onishi.y @ fusehime.c.u-tokyo.ac.jp
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生年・出身地
1979年生まれ 愛媛県出身
役職
助教
取得学位
博士(学術)
研究主題・分野
翻訳論、比較文学比較文化
所属学会
日本比較文学会、日本演劇学会、東大比較文学会、東洋音楽学会
主要業績
- 単著
- 大西由紀『日本語オペラの誕生――鴎外・逍遙から浅草オペラまで』(森話社、2018年)
- 共著
- 大西由紀「日本における翻訳上演」「能楽」(丸本隆ほか編『キーワードで読む オペラ/音楽劇 研究ハンドブック
』所収、アルテスパブリッシング 、2017年)
- 大西由紀「浅草の翻訳歌劇の歌詞――ベアトリツェがベアトリ姉ちゃんになるまで」(杉山千鶴、中野正昭編『浅草オペラ 舞台芸術と娯楽の近代』所収、森話社、2017年)
- 伊藤由紀「「天才」少年少女の時代」(梶野絵奈、長木誠司、ヘルマン・ゴチェフスキ編『貴志康一と音楽の近代――ベルリン・フィルを指揮した日本人』所収、青弓社、2011年)
- 主要論文
- 伊藤由紀「オペラと歌舞伎と「叙事唱歌」の距離――北村季晴『露営の夢』」(『超域文化科学紀要』第19号、2014年10月)
- 伊藤由紀「明治三〇年代のオペラ受容史再考――森鴎外『玉篋両浦嶼』、坪内逍遙『新曲浦島』を中心に」(『超域文化科学紀要』第17号、2012年11月)
- 伊藤由紀「明治四十年代の日本におけるアントワーヌ・ヴィールツ受容」(『比較文學研究』第96号、2011年6月)
- 伊藤由紀「雑誌『新著月刊』の裸体図版――資料と解題」(『比較文學研究』第95号、2010年8月)
- 伊藤由紀「小林愛雄の歌劇翻訳――《ボッカチオ》の方法」(『比較文学』第51巻、2009年3月)
- 伊藤由紀「蒲原有明におけるアーサー・シモンズの影響――「蛇のアンダンテ」の受容をめぐって」(『超域文化科学紀要』第12号、2007年11月)
- 共訳
- R・A・モース、赤坂憲雄編『世界の中の柳田国男』(藤原書店、2012年)
主要担当授業題目
自己紹介
近代日本の翻訳定型詩の研究から出発し、人のやっていないことを探した結果、翻訳歌劇台本という研究テーマに行き当たりました。浅草オペラや、それに先立って帝国劇場などで試みられた歌劇の翻訳上演について、主に台本の本文研究を行なっています。学生演劇出身者として、アカデミアで演劇を語ることにはずっと青臭い痛みを感じていましたが、ようやく自分の中で折り合いのつけ方が見えてきました。
リンク
http://researchmap.jp/itoh_yuki/