桜井 英治 Eiji SAKURAI
連絡先
学内内線 46234
jyxb8515 @ g.ecc.u-tokyo.ac.jp
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生年・出身地
1961年生まれ 茨城県出身
役職
教授
取得学位
博士(文学)
研究主題・分野
日本中世史
研究・教育プログラムとの関係
比較日本研究
所属学会
史学会、歴史学研究会、日本史研究会、歴史科学協議会、北大史学会、北海道歴史研究者協議会、都市史学会
主要業績
- 主著
- 『日本の歴史12 室町人の精神』講談社、2001年(講談社学術文庫版、2009年)
- 『贈与の歴史学』中公新書、2011年
- 『戦国法の読み方』高志書院、2014年(清水克行氏と共著)
- 『交換・権力・文化――ひとつの日本中世社会論』みすず書房、2017年
- 主要論文
- 「中世史への招待」(『岩波講座日本歴史6 中世1』岩波書店、2013年)
- 「中世の技術と労働」(『岩波講座日本歴史9 中世4』岩波書店、2015年)
- 「貴人に連なるということ」(『観世』84巻11号、2017年)
- 「人事と天命のあいだ――中世人とくじ」(『論究ジュリスト』32号、2020年)
- 「桃山モードの基盤――三条瀬戸物屋街成立の歴史的前提」(『根津美術館紀要 此君』11号、2020年)
- 「中世都市と現代」(『都市史研究』7号、2020年)
- 「贈与の境界、境界の贈与」(『ゲンロン』12号、2021年)
主要担当授業題目
- 大学院
- 学部3・4年生向け
- 学部1・2年生向け
- 「日本史論文の読み方・書き方」
- 「日本の中世社会」
自己紹介
私はこれまで中世日本を中心に、税制や財政などの諸システムの形成に贈与原理がはたした役割や、贈与経済と市場経済の関係などについて考察してきましたが、最近は中世日本人の思惟方法や価値観の問題などにも強い関心を寄せています。過去に存在した"異文化"を知ることで、私たちは、私たちの属する社会の構成が唯一無二のものでないことにあらためて気づかされることでしょう。歴史学の今日的意義のひとつはそこにあると信じています。