徳盛 誠 Makoto TOKUMORI
連絡先
tokumori @ fusehime.c.u-tokyo.ac.jp
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生年・出身地
1964年生まれ 鹿児島県出身
役職
講師
取得学位
修士(学術)
研究主題・分野
近代以前の日本を主な対象とする比較文学比較文化、東アジア古典学
研究・教育プログラムとの関係
比較日本研究、比較文学、比較思考
所属学会
東大比較文学会、日本比較文学会、国際比較文学会(ICLA)、上代文学会、日本思想史学会
主要業績
- 「参入するテキスト――一条兼良の『日本書紀』「神代」解釈」(『国語と国文学』2022年1月号、2022年)
- “Formative and Alternative Reading of Scripture: Ichijō Kaneyoshi’s Interpretation of the Nihon shoki in the Fifteen-Century Japan”(International Comparative Literature Vol.2, No.4, 2019年)
- 「一条兼良『日本書紀纂疏』の「離陸」――クニノトコタチをめぐって」(『季刊日本思想史』83、2019年)
- “Changing Consciousness of Shared Classical World: Through History of Interpretations of Nihon Shoki” (Expanding the frontiers of comparative literature: A return to the transnational tradition, 2013年)
- 『海保青陵―江戸の自由を生きた儒者』(朝日新聞出版、2013年)
-
“Reading Commercial Societies: Kaiho Seiryo and Bernard Mandeville” (Whither Japanese Philosophy? III: Reflections through other Eyes,2011年)
主要担当授業題目
- 大学院
- 学部3・4年生向け
- 学部1・2年生向け
- 初年次ゼミナール文科「「日本人」の世界観とその来歴を問う」
自己紹介
目下の研究課題は二つ、一つは、中世日本ですすめられた『日本書紀』学であり、その中世的な視野からの本居宣長『古事記伝』の批判的検討です。もう一つは、宣長が生きた十八世紀日本の言論空間、その基盤としての儒学にも関心をもっています。「比較文学比較文化」とは、テキストをじっくり読み、その把握に必要とあらば、言語を越え、ジャンルを越えてでも探求していく態度――少なくとも心意気――であると思っています。