現代文化構造論基礎

担当教員:北川 東子
講義題目:教育問題考察の方法論

現代文化構造論基礎では、現代文化のありかたを考えるための方法論を学ぶ。
本年度は、「教育」問題を考えるための基本的な方法論を取り上げる。

現代は、情報技術の急速な進歩による教育改革の時代でもある。この授業では、以下のようなふたつの枠組みで、「教育」について考える。

  1. 近代の教育思想の基本
    シュライエルマッハーやディルタイなど、主としてドイツの思想家たちのテクストをもとに、近代においてどのような「教育」の理念が展開されてきたかを学ぶ。
  2. 現代日本における「教育」問題
    現代の教育現場においてどのような問題意識が展開されているか、身近な素材をもとに考える。

参加者は自分の問題関心から積極的に討論に加わり、かつ発表を行うことが求められる。