日本の歴史文化

担当教員:三谷 博
講義題目:幕末日本の知識人=政治家たちの遺した史料を読む

歴史研究の基本的な技法を体験してもらうと同時に、現在はあまり知られないが、同時代には決定的な役割を果たした人々が、何を考えていたか、またその中にどんな普遍的問題が蔵されていたのかを、見てゆきたい。

取り上げる人と問題は、藤田東湖と長期危機の認識、橋本左内と政治参加、真木和泉と復古象徴、岩倉具視と変革戦略などである。

史料購読が主なので、出席を重視する。史料はその都度、配布する。

教科書及び参考文献: 三谷博・山口輝臣『19世紀日本の歴史』放送大学教育振興会