担当教員:宮本 久雄
講義題目:ハヤトロギアのメッセージ
哲学は、異(異文化、異性など)との出会いを通して人間性洞察の宝蔵である文学の土壌を基に、その存在論、倫理学、言語論などの諸相を展開してきた。本講義では、古代ヘブライ文学、キリスト教文学、古代哲学や中世哲学の文学的テキストを解釈しながら、ハヤトロギア(ヘブライ的存在論、倫理学)のメッセージを導出し、わたし(たち)が今、ここに生きることについて問うてみたい。
教科書及び参考文献:拙著『他者の原トポス』(創文社)、『存在の季節』(知泉書館)