比較思想論II

担当教員:大石 紀一郎
講義題目:思想史研究の基礎概念を考える

思想の領域でわれわれが遭遇したり、自分たちでも使用したりするいくつかの基礎的な概念を取り上げて、参加者と討論しながら考察する。それぞれの概念の成立、歴史的変化、日本語への翻訳による変容、現代的な意義、さまざまな解釈の可能性などに注目する。担当教員の専門領域がドイツ思想史であるため、ドイツ語圏の思想を事例とする場合が多くなるが、間接的な意味でドイツ思想史への導入として考えている。