担当教員:黒住 真
講義題目:東アジアの思想文化(哲学・倫理学)
人々のある地域の思想また文化は、自然環境を背景にしながら、その営みを形成し、また他のそれらとの交流を行って、形成されまた破壊され続ける。その基礎的な流れを、とくに近代日本の哲学・倫理学を例に把握する。そのことでさらによりグローバル化した二十一世紀の問題と方向を考えたい。
10/07から1/20を、予定とする。ただし変更もありうる。テクストとして、西田幾多郎・和辻哲郎・三木清などの哲学者・倫理学者を扱う予定。部屋は、学期始めに確認してほしい。初回に、今後の方向・状態をより具体的に示す。テキストの内容を、一人また二人の発表者が、レジュメを用いてとらえ、またコメントする。参加者は、コメントを送付ないし当日発言する。クラスにおいて、対話・議論する。必要に応じて小論文を求める。