担当教員:高橋 哲哉
講義題目:犠牲(サクリファイス)の論理の研究
国家・社会・宗教など人間の共同性を貫く犠牲(サクリファイス)の暴力と、それを語る論理とレトリックを批判的に分析、考察する。Jesse Goldhammer, The Headless Republic, Sacrificial Violence in Modern French Thought, Cornell University Press, 2005.をさしあたりの手がかりとするが、ベンヤミン、デリダ、ニーチェ、ヘーゲル、バタイユらの「犠牲」をめぐる哲学・思想にも注目したい。資料はコピーして配布する予定。