比較文学演習II

担当教員:エリス 俊子
講義題目:日本の近代詩

日本語で書かれた近代詩を読む。この授業では、明治から戦後に至る日本語で書かれた様々な「詩」を一つ一つ丁寧に読んでいきたい。詩人や詩のテーマは限定せず、学生はそれぞれ1篇のテクストを選び、自分の発表の前に参加者全員にテクストを配布する。1篇の詩に対してどれだけ説得力のある読み方ができるか、担当者の発表の後、クラスで検討する。可能であれば植民地で書かれた日本語の詩も読んでみたい。学期はじめには、詩の分析方法について、とりわけ詩のことばと時代とのかかわりについて、導入のための講義を行う。詳しくは第一回授業時に説明する。