比較芸術論演習II

担当教員:三浦 篤
講義題目:比較芸術研究(1)日本近代美術史とフランス

近代日本美術とフランスとの関わりをテーマとし、研究の最前線を把握したうえで、多角的な側面からアプローチしていく。フランスに留学した画家たちと彼らが得たもの、残したもの、日本におけるフランス美術の紹介と受容など、芸術家と作品と言説のすべてにわたって、美術史のみならず文化的な視野からも幅広く検討していきたい。また、日仏美術交流史という意味では、日本からフランスへ、フランスから日本へという双方向的な視点も大切で、同時代のジャポニスム現象も見落としてはならない。