担当教員:エリス 俊子
講義題目:ことばが詩になるとき-日本近代詩を読む
詩とは何か。詩を読むとはどういうことか。 三好達治『詩を読む人のために』(岩波文庫)を通読し、日本近代詩史がどのように紡がれてきたのかを確認しながら、これを批判的に読み直す試み。口語自由詩を中心とする。詩史の流れを踏まえながら授業を進めるが、各回の授業では特定の詩のテクストをとり上げ、様々な角度から分析し、詩のテクストの多層的な読みを実践したい。
各回について、担当学生が10〜15分程度の発表を行い、それを受けて参加者全員がそれぞれの読みを提示する。授業一回につき、詩のテクスト一篇のペースで進める予定。
履修にあたり、日本近代詩についての特別の知識は要求しない。