日本文化資料研究

担当教員:山下 則子
講義題目:絵と文から考える近世的表現様式の研究―上方絵本を中心として―

近世の版本や一枚物を読み解き、当時の庶民が嗜好した表現様式を理解することを目標とする。江戸時代版本を中心に、その文章と挿絵を読解し、そこに特徴的に表れる近世的表現様式(例えば「見立て」「やつし」「教訓」「評判」など)について考察する。

1~5週 ガイダンス・近世版本と挿絵の文学史的研究
6~10週 近世版本の崩し字読解とその内容検討
11~15週 近世的表現様式(「見立て」「やつし」「教訓」「評判」等)研究・テスト