担当教員:今橋 映子
講義題目:美術批評を読むーーボードレール・岩村透・高村光太郎
今年度も「美術批評」とは何かについて、多角的に考える。4年目となるゼミだが、今年度からの参加で構わない。今年は、少数のテクストを、じっくりと読み込みながら、美術批評とは何かを考える。
取り上げるのはフランスおよび日本近代においてとりわけ重要な、3名の批評家の文章である。
美術家と社会との関係が大きく変わっていく時代に、彼らが何を考えていたのか、興味深いテクストを選ぶ。
ボードレールの美術批評はフランス語で読み、仏仏辞典の扱いにも慣れる予定。
なおこの授業は、フランス表象芸術論と合同であるが、上記フランス語テクストには和訳も用意するため、特にフランス語学習歴を必要としない。