比較文学比較文化論演習Ⅱ

担当教員:今橋 映子
講義題目:〈雑誌〉研究の可能性ーー文学・美術・文化研究の現場で

【〈雑誌〉研究の可能性ーー文学・美術・文化研究の現場で】

環境の進化と、雑誌復刻事業の蓄積によって、文化研究における〈雑誌〉分析の可能性は、一段と広がってきている。
 本授業は、〈雑誌〉を研究補助として扱うのではなく、雑誌そのものを対象とした文学、美術(写真、映画、建築等を含む)、文化研究がいかにして可能かを探る。具体的事例の検討と、参加者の研究発表から構成する予定である。
 参加者には予備知識を要求しない。また文学、美術、思想、大衆文化など、どの分野の(どの地域の)専門でも参加可能である。ただし、課題テーマあるいは自由テーマのどちらかを選んで発表し、さらに他参加者発表のディスカッサントをこなす、積極的参加が期待される。
 希望者は、初回の授業に必ず出席すること。