比較文学論Ⅰ

担当教員:菅原 克也
講義題目:文学ジャンルと比較文学 -日本からみる視点

日本文学と欧米の文学の交渉の観点から、影響と伝播をめぐる比較文学の事例とその理論的意味を学ぶ。具体的には、文学ジャンルとしての俳句(俳諧、haiku,haikai)が、英語圏やフランス語圏においてどのように理解され受容されたか、日本の能がテクストとして、またパフォーマンスとして英語圏その他においてどのように理解され、享受され、変容したか等を手がかりに考える。