東京大学比較文学比較文化研究室

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研究室紹介担当教員紹介大学院学部後期課程

研究室の歩み

1953

●東京大学比較文学比較文化研究室は、1953年に発足した。当時「若く美しい学問」と呼ばれた比較文学研究を中核にすえる比較文学比較文化研究室は、初代主任の島田謹二教授の指導のもと、活発な研究教育活動をはじめた。

1954

●本研究室を母体として東大比較文学会が設立され、機関誌『比較文學研究』が創刊された。2006年現在88号まで刊行し、実に半世紀以上の歴史をもつ学術雑誌である。(→東大比較文学会のホームページへ
比較文学研究

1961

●教養学部紀要として『比較文化研究』が創刊された。これもまた本研究室に関係の深い雑誌である。が、その後の教養学部の改組に伴い、1994年に33輯を以て終刊となった。

1973

●研究室発足以来約20年の成果を世に問う形で、芳賀徹、平川祐弘、亀井俊介、小堀桂一郎共編による『講座比較文学』(全8巻、東大出版会)が刊行を開始した。
講座比較文学

1983

●大学院人文科学研究科に属していた比較文学比較文化専攻は、この年新設された総合文化研究科に移行した。これにより教官スタッフが拡充し、学生定員も増加した。

1992

●学部後期課程(3・4年生)に比較日本文化論分科が創設された。この分科からの大学院進学者も毎年いる。

1993

●前記『講座比較文学』刊行後、ほぼ20年が経過したのを受けて、『叢書比較文学比較文化』(全6巻、芳賀徹、平川祐弘、亀井俊介、小堀桂一郎、川本皓嗣、大澤吉博編集、中央公論社)の刊行が開始された。これは比較文学比較文化研究者の世代交代の時期に重なる。
叢書比較文学比較文化

1996

●総合文化研究科の中に、比較文学比較文化コース、表象文化論コース、そして文化人類学コースからなる超域文化科学専攻が発足した。この時の改組で、本研究室は約20名の教員スタッフと、修士課程(16名)、博士課程(11名)の入学定員を擁する体制となった。

2002

●新体制の教官スタッフによる最初の共著『「語りえぬもの」からの問いかけ』(講談社)を刊行。 以後、学部1、2年生向けのテーマ講義を10名近い教官で受け持ち、共著のかたちで講談社選書メチエから「東大駒場連続講義」シリーズとして刊行した。2007年までに、さらに『読むことの力』『日本を意識する』『歴史をどう書くか』『知の遠近法』の4冊を刊行。

2005

●春に、新研究棟(18号館)が完成し、比較文学比較文化研究室が、旧8号館から移転した。同棟には、文系大学院生用の共同利用スペース(個人ブース、共同研究室等)も用意された。

2011

●修士課程の定員を14名、博士課程の定員を10名に変更し、教育態勢の一層の充実を図った。新体制移行後15年を迎え、新課程で履修し、博士号を取得して、研究職への就職にいたる修了生も増えてきた。詳細はp.18をご覧いただきたい。

ゆるやかに4分野で構成される研究・教育プログラムは確実に機能しており、学内外の協力を得て、この15年間で多くの成果をあげてきている。

 
 

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