東京大学比較文学比較文化研究室

本コースについて
授業内容一覧
学位論文
卒業生の進路
活動と行事
進学案内担当教員
関連大学院比較文学比較研究室 シンポジウム関係
学生の活動
リンク

Copyright 2006 © All rights reserved by
The University of Tokyo
研究室紹介担当教員紹介大学院学部後期課程
ヘルマン ゴチェフスキ
専門

音楽学(西洋音楽史、近代日本音楽史、音楽理論、演奏論)

 
シニアで主に担当する予定の授業科目名
比較芸術論演習、芸術作品分析法
 
旧シニアで主に行っていた授業内容名
「音楽関係の歴史資料」、「古典、古典化、古典主義、復古」、「明治時代の『音樂雜誌』(1890-98)とその周辺」、「日本語で歌う――外国語で歌う」
 
この新しいコースと学生さんたちに期待すること

音楽は文化の中において重要な役割を果たしています。音楽的な文化活動としては歌うこと、楽器を奏すること、踊ること、聴くこと、そして音楽の創作、即興、記述、録音、再生、教授、学習、評論、分析などがあります。音楽の学術研究を行っている「音楽学者」の活動も音楽的な文化活動の一種だと言えるでしょう。音楽活動は一人で行う場合もありますが、人と人との付き合いや集団の連結にも音楽活動が非常に強力な手段として様々な方法で応用されています。21世紀の先進国では音楽を専門としない「普通」の人が歌う機会や踊る機会は以前に比較して少なくなったと思われますが、逆に音楽を聴く機会が非常に増えています。映画、テレビ、ラジオ放送などは音楽無しには考えられません。レストラン、デパート、商店街等でも音楽が流れています。駅の様々な信号、携帯電話の着メロ、コンピュータの起動音とさまざまなサウンドも皆作曲家が作った一種の音楽でしょう。音楽とオーディオ機器に関わる産業を含めれば国家の経済において音楽産業が占める部分は決して小さくありません。その重要性を鑑みれば、音楽が教育制度で十分重視されているのでしょうか。必ずしもそうではないと思いますが、その理由は音楽の授業の在り方にもあるでしょう。つまり音楽は文化と生活の様々な分野につながっているのに、その教え方では独立した専門知識が中心に置かれ、その社会的な意義が十分見えて来ないからです。比較文学比較芸術での音楽の教え方は独立した専門知識というより広い文化的なコンテキストの中のフォーカスを重視しています。私の授業では音楽以外の専門を勉強している学生が多くいらっしゃるのですが、その学生に自分の専門につながる「音楽」を勉強する機会を与えたいです。また、音楽を専門としている学生には専門性を重視した上に専門知識に捕われすぎない広い目で音楽を研究する人物を育てたいと思います。

 

 

 
 

UP TOP

研究室地図トップページへ