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研究室紹介担当教員紹介大学院学部後期課程

超域文化科学フォーラム「前近代韓国文学におけるキャノンの形成──異文化要素の同化と異化」

日時・場所

(1) 講演会 2004年5月29日(土)15時30分~  8号館314室
(2) シンポジウム  2004年6月25日(金)13時30分~  学際交流ホール
(3) 講演会 2004年7月16日(金)16時30分~  8号館314室
(4) 講演会 2004年9月17日(金)16時30分~  8号館314室

主催

東京大学 比較文学比較文化研究室

プログラム

【第1回】 講演会

韓国文学、その二つの層位──言語と理念の二重奏

日時: 平成16年5月29日(土) 午後3時30分~5時
場所: 東京大学教養学部8号館 3階306号室

講師: 姜東燁 教授 (韓国・江原大学校国文学科)
司会: 崔博光 教授 (東京大学客員教授、成均館大学校)

使用言語: 韓国語(講演原稿の日本語訳を用意) ※討議は逐次通訳を介して行う。

【第2回】 シンポジウム

前近代韓国文学におけるキャノンの形成

日時:
平成16年6月25日(金) 午後1時30分~5時
場所:
東京大学教養学部 学際交流ホール(正門入ってすぐ右の棟の3階)
講師:
趙東一 氏 (ソウル大学校)
金鐘撤 氏 (ソウル大学校)
趙健相 氏 (成均館大学校)
司会:
崔博光 氏 (前韓国比較文学会会長、現東京大学客員教授)
シンポジウム責任者:
大澤 吉博 (比較文学比較文化コース主任)
使用言語:
発表は英語、韓国語(ともに日本語訳を準備)。
討議は逐次通訳を介して行う。
シンポジウム趣旨:

近代東アジアは西洋文化の影響を強く受け、その異文化要素を自国の伝統と結び合わせることに苦労した。それは文化のさまざまな面に及んだ。文学という概念 についてもそのことが言えるだろう。19世紀のヨーロッパは国民国家の時代だったので、それぞれの国の文学は自国語で書かれるものという通念が生じた。東アジアの知識人の共通語はそれまで漢文だったが、近代日本において漢文による表現の伝統は時代が進むにつれて薄れてしまい、また文学史で取り上げられる作 品も日本語による作品が中心になった。それは前近代の文学のすがたを一面的なものにしてしまった。多分、韓国でもそうした動きが見られただろう。

言語と国家と文化との一面的な結びつきが問われている今、もういちど前近代東アジアの文学史における正典概念形成を日本と韓国の場合に即して再考してみたいと思う。

懇親会について:
シンポジウム終了後、キャンパス内にある「駒場ファカルティハウス」で韓国人講師を囲む会を行う予定です。同会参加希望者は6月11日までに下記問い合わせ先までご連絡ください。
問合せ先:
東京大学教養学部 比較文学比較文化研究室
tel: 03-5454-6330
email: hikaku @ fusehime.c.u-tokyo.ac.jp

【第3回】 講演会

ハングル高麗歌謡の文学史的意義と方法論の反省

日時: 平成16年7月16日(金)午後4時20分~6時
場所: 東京大学教養学部8号館 3階314号室

講師: 李藤龍 教授 (韓国・成均館大学校語文学部)
司会: 崔博光 教授 (東京大学客員教授、成均館大学校)

【第4回】 講演会

韓国前近代における自国語文学と正典

日時: 平成16年9月17日(金) 午後4時30分~6時
場所: 東京大学教養学部8号館 3階314号室

講師: 崔博光 教授 (東京大学客員教授、成均館大学校語文学部)

使用言語: 日本語

問い合わせ先

比較文学比較文化研究室(hikaku @ fusehime.c.u-tokyo.ac.jp)

 

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