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研究室紹介担当教員紹介大学院学部後期課程

比較日本文化論分科2006年度テーマ講義「Perspectivaを考える」

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日時・場所

毎週金曜日 5時限目(16:20-17:50)

東京大学教養学部駒場キャンパス900番教室(講堂)

内容

担当教員:Hermann Gottschewski

Perspectivaという語は中世のラテン語文献に初めて登場して以来、最初は「視学(光学)」という意味で使われたが、ルネサンスからは「遠近法」という新しい技法を意味することになった。
遠近法では特定の立場から、世界にある立体的な物が精確にどの様に見えてくるか、またそれをどの様に平面に描くかということが問題になる。

後の時代になってperspectivaというラテン語とそこから由来する諸言語の単語(仏英 perspective、独 Perspektiveなど)はより広い意味で人間が世界を見る「観点」、またその観点から見えた世界、さらに物を重視したり軽視したりすること、観点の多様性、新しく見えてくる可能性など、多くの意味を持つようになった。

見ることは識ることでもある。適切な視点を見つけることによって初めて見えてくるものがあり、観点を変えると違って見えてくるものもある。それゆえ多くの見方を知ることと自分の観点の限界を認識することは、学問にとっても芸術にとっても最も根本的なことの一つなのである。

そのように考えて、比較日本文化論主催のこのテーマ講義ではperspectivaという事象自体をとりあげ「様々な観点から観る」対象とした。
この講義が聴講者自身の立場とその可能性をはっきりさせるプロセスの助けになることを期待する。

プログラム

4/14Hermann Gottschewski
イントロダクション
4/21加藤 道夫
「遠近法の作図理論の発展とその応用」
4/28三浦 篤
「西洋絵画と視点 ─絵画空間の内と外」
5/12今橋 映子
「都市写真におけるニュー・ヴィジョン ─両大戦間パリの場合」
5/19船渡 陽子
「宇宙の立体写真づくり」
6/ 2徳丸 吉彦
「音楽をみるperspectiva」
6/ 9菅原 克也
「洋装の坊ちゃん/茶髪の三四郎 ─小説の翻訳と視点」
6/16Hermann Gottschewski
「詩と楽譜の書面を通じて「観る」 ─ヨーロッパと日本の場合」
6/23大石 紀一郎
「ニーチェにおける遠近法」
6/30松岡 心平
「能におけるパースペクティブの演出」
7/ 7池田 信雄
「世界の眺め方 ─文学における遠近法」
7/11井上 健
「批評への視点(perspective)、批評からの視点」
7/14Hermann Gottschewski
総括、ディスカッション

問い合わせ先

比較文学比較文化研究室(hikaku @ fusehime.c.u-tokyo.ac.jp)

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