コロンビア大学 ワークショップ
ワークショップへの感想
ジェニファー・リンジー・ゲスト
[コロンビア大学東アジア言語文化学部大学院博士課程]
 

10月にコロンビア大学で行なわれた「教養の基盤——類書を学び、類書で学ぶ」と題するワークショップに参加する幸運に恵まれました。コロンビア大学大学院において二年間日本文学を学ぶなかで、古代日本における幼学書の役割について興味をいだき、幼学書は中国文化の受容にとりわけ重要な意義を有していたと感じるようになりました。この画期的なワークショップは、この件について神野志隆光・齋藤希史両教授のお考えを聞くまたとない機会で、私自身の考えをさらに精密にするために大いに役立ちました。私たちは類書と古注を通じてテクストの問題点に取り組んだのですが、この対話方式のワークショップは当時の知識層が実際にどのようにテクストに関わったのか、その筋道を生き生きとえがきだすものでした。また、東アジア全域の文学的コンテクストのなかで類書などが果たした中心的役割についての示唆に富む議論を両教授がなさいました。文学研究の具体的な方法論についての新しい認識を得ただけでなく、中国的教養の普及と、特定のテクストを超えて相互に関連した文化的知識のネットワークを作り出した類書や注釈のありようについて深く考えさせられました。

  研究領域と主題
  活動報告
   セミナー第1回[鉄野昌弘]
   セミナー第2回[三上喜孝]
   連続講義[乾 善彦]
   韓・日学術会議[神野志 隆光]
   韓・日学術会議[身崎 壽]
   韓・日学術会議[内田賢徳]
   セミナー第4回[毛利正守]
   セミナー第4回[神野志隆光]
   セミナー第4回[身﨑 壽]
   韓国木簡研究の現在[李成市]
   百済木簡[李鎔賢]
   研究会傍聴記[徳盛 誠]
   研究会への感想[シラネハルオ]
   研究会への感想[David Lurie]
   研究会への感想[Jennifer Guest]
   百済の仏教と文字[李鎔賢]
   古代東アジア文学の基盤考察
 [金采洙]
  教育プログラムの構築
  紀要・論文・書籍
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